シンプル(^ν^)ベスト

シンプル ニコ ベスト主宰@おんこのブログ

【真面目な話】スポーツをする時は必ずAEDの場所を確認しましょう

・どんな内容か:元看護師であった私が伝えたいことはただ一つ、スポーツをする時は必ずAEDの置いてある場所を確認しましょうということです。なぜならスポーツをしている時に死ぬ可能性があるからです。

・読んでもらいたい人:スポーツをしている人、特に球技(ボールが小さくて、ボールのスピードがはやいスポーツ)をしている人、高校球児とその顧問の先生、たくさんの人

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 私は元看護師です。

以前参加した勉強会で、

救急の現場で現役で働いている医師より聞いた話を

一般の人でもわかるようにまとめました。

 

高校生の野球部の顧問をしている友人に話したところ

「とてもためになった」と言ってくれたので、

今日はこのブログでお話ししたいと思います。

  

私が伝えたいことはただ一つ、

スポーツをする時は必ずAEDの置いてある場所を確認しましょうということです。

なぜならスポーツをしている時に死ぬ可能性があるからです。

 

子どもの胸にボールが当たり心臓発作をおこして突然死をした。

そんな話を1回は聞いたことがないでしょうか?

 

その原因はその子の心臓が弱かったからではありません。

これはスポーツをしている人は誰でも起こりうる可能性があります。

自分には関係ない、と思わず最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

 

◇目次

◆突然死のおこるサイクル

心室細動(心臓発作)がおこりやすいタイミング

心室細動(心臓発作)がおこってしまったら…

 

◆突然死のおこるサイクル

まず、突然死のおこるサイクルについて説明しますね。

①胸部に衝撃が加わる

 例えば、野球のボールが胸に当たる。子ども同士で遊んでいる時に肘・膝が胸に当たる、などです。

心室細動(シンシツサイドウ)という不整脈が起こる。

 別名、致死的不整脈とも言います。これは心臓が痙攣している状態です。俗にいう、心臓発作です。

③心臓が痙攣しているため、身体全体に血液を送ることが出来ない。

 心臓自体にも血液が送られないため、心停止をおこす。

④死

 

注))専門用語を出来るだけ使わず、かみ砕いて説明しています。

きちんとしたサイクルが知りたい方は、ご自分で調べてください。

 

少し補足をすると、

心室細動(心臓発作)をおこすと、

死ぬ可能性が高いということです。

 致死的不整脈と言われるくらいですので。

 

「今まで胸にボールが当たったことがあるけど、

心停止していないよ」

という声が聞こえてきそうですが、

それはボールが当たったタイミングがよかったからです

もう一度言います。

それはただタイミングがよかったからです。

裏を返せばタイミングが悪ければ、

心室細動(心臓発作)をおこし

心停止になっていた可能性があるということです。

 

心室細動(心臓発作)がおこりやすいタイミング

では、心室細動(心臓発作)がおこりやすいタイミングとは、

いつなのでしょうか?

ちょっと専門的な話になるので、

少しでも伝わるように、かみ砕いて説明します。

 

心電図を使ってお話をします。

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 心電図のT波の部分で胸に強い衝撃が加わると、

心室細動(心臓発作)がおこりやすいと言われています。

このことを専門用語でRonT(アールオンティー)といいます。

 

確か、豚ちゃんの心臓に刺激を加え、

心電図のT波の部分で刺激が加わると、

心室細動(心臓発作)が起こしやすい、ということが、

実験の結果としてデータがあり、学会で発表されていたはずです。

気になる人は、是非調べて見て下さい。

 

いきなり心電図という専門的な話が出てきて、難しいと思います。

もう少しわかりやすく説明しますね。

 

あなたの心臓はドクン、ドクンと脈をうっていますよね?

そのドクンと1回脈を打つ中で、

心室細動(心臓発作)がおこりやすいと言われる

タイミングがあるということです。

 

もっともっとわかりやすく説明すると、

1分間に60回脈をうつ人であれば、

1分間に60回心室細動(心臓発作)がおこりやすい

タイミングがあるということです。

こんなに頻繁に心室細動(心臓発作)がおこる可能性があるとは

思っていなかったのではないでしょうか?

 

私も初めて知った時は背中がひやっとしました。

 

たぶん看護師として働いていても、

このことを知らない人もいます。

救急現場で働いている医師もそう言っていました。

ちゃんとリスクを知っておかないと恐ろしいですよね。

 

もちろん胸に加わる衝撃の強さ、位置などが関係しているので、

100%とは言えないのですが、

スポーツをしている時に心室細動(心臓発作)をおこし、

死ぬ可能性があるということは、

わかっていただけたでしょうか。

心室細動(心臓発作)の波形です。

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心電図の基本波形とは全く違います。

この波形になったらかなりの確率で死にます。

 

心室細動(心臓発作)をおこしてしまったら

胸に衝撃が加わらないことが一番ですが、

スポーツをする上では数パーセントの確率で

心室細動(心臓発作)がおこる可能性があります。

 

なので、万が一心室細動(心臓発作)を

おこってしまった時の話をしたいと思います。

本日のブログの題名にもなっていました

 AEDの登場です。
 

万が一心室細動がおこってしまった場合、

唯一助かる可能性があるとすれば、

AEDを使用した場合のみです。

 

人が倒れていた時は、

心臓マッサージ、と

間違ったが認識をしている人がいます。

 

心臓マッサージは、

心臓を押す力で全身に血液を送っているだけなので、

いくら頑張っても(何時間続けようと)、

心臓が元通り自分から動きだすことはありません。

 

心臓が元通り自分から動きだすようにするためには、

電気の力で直接心臓に働きかける、AEDが必ず必要です。 

 

AEDを待っている間に、心臓マッサージをする

が正しい認識です。

 

なのでみなさん、

スポーツをする時には必ずAEDの場所を確認しましょう。

大切なことなので、何度もいいます。

 

こういった心室細動(心臓発作)をおこすリスクを知らず、

スポーツを行うことは危険です。

 

大人がきちんと理解していないと、

子どもの命を失ってしまう可能性があります。

失ってしまった命をとりもどす方法はありません。

失ってからでは遅いのです。

 

それではみなさんご一緒に…

スポーツをする時は必ず、AEDの場所を確認しましょう!

(復唱)

▼私、BLSとACLSのライセンス持っています。

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本日もお読みいただき

ありがとうございます

(^v^)ニコッ