シンプル(^ν^)ベスト

シンプル ニコ ベスト主宰@おんこのブログ

生きることを選んだ証の写真集

どんな内容:私の小さな小さな野望です。人に面と向かって伝えることは恥ずかしいので、ブログで公開します。一緒に叶えてくれる方お待ちしてます。
読んでもらいたい人:ヒマな人

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元看護師として働いていて、すごく驚いたこと。
それは、患者さんがボディイメージの変化で悩んでいたことです。

みなさまは人工肛門と聞いてどんなイメージが浮かびますか?
人工肛門がどんなものかわかりますか?
OLで働いている友人に
人工肛門ってわかる?」と聞いてみました。
すると返ってきた答えは
「お尻からチューブが入ってるやつ?」でした。
他にも数人に聞きましたが、知っていた人はゼロ人でした。

ーーーウィキペディアから引用していますーーー
人工肛門(stoma、消化管ストマ、消化管ストーマ)とは、消化管の疾患などにより、便を排泄するために腹部に造設された消化管排泄孔である。
ストーマとは消化管や尿路を人為的に対外に誘導して造設した開放孔のことを指す。◆人工肛門保有者(あるいは人工膀胱保有者)のことをオストメイト(もしくは英語読みで「ストマ、ストーマ」保有者などと呼ぶ)と呼ぶ。

人工肛門からは話が少し逸れますが、
北斗昌さんが乳がんの手術で乳房を全摘されています。
女性の象徴でもある、乳房を摘出するということがどれだけ、
つらい選択だったか、考えるだけで心が痛みます。

人工肛門を造設した患者さんは
排便のコントロールをとることが難しくなります。
(=肛門がなく、腸から便を出すタイミングを自分で選べなくなるので、
パウチという袋の中に溜まるようになっています。)
排ガス(=おなら)がいつ、どのタイミングで出るかもわからないため、
交通機関を使用するのが嫌になったということも
患者さんから実際に聞いたことがあります。

ボディイメージが変化したことで、
患者さんは多くの喪失体験をします。
自分の身体の一部が変化するということ…
ものすごくショックなことなんです。

でも同時に人工肛門を造設することや乳房を摘出することは、
生きると決断した証なんです。
たいぶ前になりますが、北斗さんのブログを読みましたが、
家族と少しでも長く生きると決め、決断したことなんです。

病気はいいことではありませんが、
でも手術の傷や人工肛門
後ろめたく思うことは勿体ないと思います。


私が看護師をしていた時に、
腹壁瘢痕ヘルニアという病気で
元からあった人工肛門を閉鎖し、
違う場所に人工肛門をもう一度を作り直した患者さんがいました。
手術が終わってすぐの時、
浮腫という合併症が起きていて、人工肛門が腫れた状態でした。

その患者さんはこう言いました。
「新しいストーマ(=人工肛門のこと)はすっごく不細工。まだ好きにはなれない」

それに対し私が返した言葉は
「このストーマがあるから、患者さんは今生きておられるのですよ。
このストーマちゃんがいなかったら、
私は〇〇さんと会うことができませんでした。
だから私はこのストーマちゃんがいとしいです。」
患者さんはこの一言にとても喜んでくださりました。

ただ私が伝えたかったことは、
ストーマがあるからこそ、
生きている患者さんと出逢うことができたということです。
私が新卒で入社した時の出来事なので、21歳の時の話です。


ボディーイメージが変化することによる
精神的苦痛は図りしれません。
しかし私は実際に手術をしたことがなく、
ストーマを造設していないため、
当事者の気持ちになって考えることはできません。

でも患者さんの生きると決断したその姿から
たくさんの勇気をもらいました。
決断された患者さんの姿はすごく美しいのです。

その美しい姿を何かの形で残したいと考え、
どうにかして写真集に出来ないかと思っています。

乳がんの傷跡や人工肛門を持った、
生きることを自分の意志で選んだ強く美しい人々。

簡単な病気の説明や、手術の説明を加えることで、
また、ご本人の闘病の様子を対談形式で掲載することで
病気を知る機会にもなり、予防の効果も出てくるのではないかと思います。

…ものすごい妄想です(笑)

 

人工肛門などについては
社会ではまだ知らない人も多く、
偏見の目で見られることもあると思います。

でも手術の跡があること、結果的にボディイメージが変化したことは、
「生きることを決断した証」と前向きな気持ちで受け入れてほしい。
そして生きると決断した証を
たくさんの人に伝え、そしてこれからの時代に残していく。
そんなお手伝いがしたいと思いました。


ただのゆとり世代の一人の思い付きの企画です。

一人でも多くの人が、
自分の身体と向き合って、

今の自分を受け入れてくれるきっかけになればいいなと
密かに思っています。
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本日もお読みいただき
ありがとうございます
(^v^)ニコッ