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シンプル(^ν^)ベスト

シンプル ニコ ベスト主宰@おんこのブログ

フィクションみたいなノンフィクションの話

私のバックグラウンド

どんな内容:私のおばあちゃんのお話です。フィクションみたいだけれど、ノンフィクションです。今までみたどんな映画よりも美しいと思っています。

読んでもらいたい人:ヒマな人

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「嬉しい!素敵なプレゼント@Cさん本当にありがとうございます」

私にはおじいちゃんがいません。

私が産まれる二年前に死んだそうです。

肝臓癌だったそうです。

 

おじいちゃんは営業職だったので、

毎日のようにお酒を飲んでいたらしいです。

 

おじいちゃんが肝臓癌だったのは、

私のお母さんは知りませんでした。

おじいちゃんが死んだ時に

初めて肝臓癌を患っていたことを知ったそうです。

 

今とは時代が違うので、

当時は癌告知をしなかったみたいです。

おじいちゃんも自分の病気を知らなかったそうです。

おじいちゃんが肝臓癌だと知っていたのは、

おばあちゃんだけです。

 

おばあちゃんは家族のだれにも頼らず、

ずっと一人でおじいちゃんの病気と戦っていたそうです。

 

私はおじいちゃんに会ったことがありません。

でもおじいちゃんを思い描くことができます。

 

おじいちゃんが死んだのは二十数年前ですが、

お正月には、おじいちゃんの履いていた靴が

おばあちゃんの家の玄関に並びます。

とても大切にメンテナンスされています。

玄関にはおじいちゃんのゴルフバッグが並んでいます。

ゴルフが得意だったおじいちゃん。

ゴルフのトロフィーが今でも埃をかぶることなく、

おばあちゃんの家のリビングに飾られています。

 

おばあちゃんの家の本棚の一角に

おじいちゃん写真が飾ってあります。

毎日おばあちゃんが朝起きたら、

一番におじいちゃんにあいさつします。

いつ遊びに行っても、枯れていないお花があり

旬の果物が置いてあります。

おじいちゃんがいただいたものを、

私達がご飯のあとのデザートとして食べます。

 

バレンタインが来る度におじいちゃんの周りに

1本ずつブランデーが増えます。

 

おばあちゃんが何か大きな買い物をした時は、

「あなたのおかげで素敵なお買い物ができました」と、

まず一番におじいちゃんに買ったものを見せてから、

おばあちゃんのものになるそうです。

 

二十数年前におじいちゃんは死にました。

身体はなくなりました。

でもおばあちゃんの中で

おじいちゃんは生き続けています。

死んでもなお、おばあちゃんは

おじいちゃんことが大好きなんです。

おばあちゃんにとって、

おじいちゃんを好きな理由に生死は関係ないんです。

 

世間で浮気や不倫が流行っていますが、

そんなものが恥ずかしくなるくらい、

とっても素敵なラブストーリーを

小さいころから見てきました。

私の大好きな

フィクションみたいなノンフィクションのお話です。

 

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近くはないけれど、そう遠くない未来、

私より先に、大好きな大好きなおばあちゃんが

死んでしまう日がきます。

 

でもおばあちゃんの身体はなくなっても、

私の中でおばあちゃんは生き続けるんだな。と

最近よく思います。

おばあちゃんからもらったピアスをつけ、

おばあちゃんが書いたレシピ本を読みながら、

おばあちゃんの味を思い出すんだと思います。

私には素敵なおばあちゃんがいてね…と

何十回と同じ話を繰り返すのだと思います。

 

私が死ぬ時まで、おばあちゃんに生きてほしいと

本気で思っていましたが、

私が死んでしまうその日まで、

おばあちゃんはずっと私の中で生き続けます。

 

人を好きな理由に生死は関係ないし、

死んでもなお、生きている時と同じように

愛すればいいのだと思います。

 

人はいつ死ぬのでしょうか?

身体がなくなった時ですか?

誰かに忘れ去られて時ですか?

 

人生で大切なことを

今でもおばあちゃんから学んでいます。

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最後までお読みいただき
ありがとうございます
(^v^)ニコッ